特長
冷却水還流装置
冷却水を外部に排出することなく、給水側に還流させ、環境面の改善を計るシステム
今までの消防自動車のエンジン冷却は、水ポンプから吐出された消火水の一部をサブラジェータ内に通水し路面に放出する方法でした。日本機械工業で開発された冷却水還流装置は、サブラジェータから出た冷却水を路面に放出するのではなく、ポンプの吸水側に還流することにより、環境面の改善を計りました。また、厳冬期に路面を凍結させる水を排出することなく、二次災害を予防できます。
還流装置のメインスイッチをオンにすることにより、還流切替バルブが切り替わり冷却水が吸水側に戻ります。また、配管途中に流量センサーが設けてあり水が配管内を流れることにより、揚水装置パネル内の表示が点滅から点灯に変わります。
冷却水還流装置の主な特長
冷却水装置
冷却水装置はメインバルブと、補助としてサブバルブが設定されています。
還流切替バルブ
この切替バルブで、吸水側に戻すかどうかを切り替えます。
圧力スイッチリリーフチャッキバルブ
還流配管内にリリーフチャッキバルブが設けてあり、配管内が高圧になるのを防ぎます。さらに圧力が上がった場合は、一定圧を超えると配管内の圧力スイッチが感知し還流切替バルブを切り替え圧力を逃がす構造になっています。
●このWeb上に掲載されている写真及び情報は、製品の改良のため予告なく変更することがあります。